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健康な30代でも「2年後」の健康は保障できない

健康な30代でも「2年後」の健康は保障できない

Posted March. 02, 2007 07:02,   

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健康な30代のサラリーマン男性100人のうち、およそ15人が2年余りで代謝症候群に診断されたという大規模の追跡調査の結果が出た。

江北三星(カンプク・サムスン)病院産業医学科のユ・スンホ教授チームは、2002年に職場健康検診で代謝症侯群のない健康な30代の会社員4779人を追跡しながら観察した結果、平均2年1ヶ月で14.8%(708人)が代謝症候群の患者に診断されたと、1日明らかにした。

国内で代謝症侯群を対象にした追跡調査の結果が出たのは、今回が初めてだ。この研究結果は最近、米国疫学学会が発刊した国際学術誌『疫学年報(Annals of Epidemiology)』のインターネット版に掲載された。

ユ教授は「代謝症侯群は過去2世紀の間、世界的に急速に広がっている疾患」とし「国内の30代男性の労働者1000人のうち、76.9人が代謝症侯群と調査されており、これは日本に比べて2倍も高い数値だ」と話した。

国民栄養調査の資料によると、代謝症候群患者の割合が98年23.8%から01年28%に大きく増えた。これは40、50代の層まで含めた数値だ。今回の調査は30代の若い世代の代謝症候群の発生率も大きく増えていることが分かった。

現在、若い世代が肥満と糖尿病によって、代謝症侯群が大きく増えているものと推定されている。

ユ教授は「30代は高脂肪中心の西欧の食習慣に慣れており、職場生活などで普段の運動量や活動量が落ち、肥満患者が少なくない。この研究は30代になると、食習慣や運動など生活習慣を点検し正しい習慣を身につけるように努めなければならないということを教えてくれる」と話した。



likeday@donga.com