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コメと肥料の支援再開で合意 南北閣僚級会談閉幕

コメと肥料の支援再開で合意 南北閣僚級会談閉幕

Posted March. 03, 2007 03:24,   

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韓国政府は2日に平壌(ピョンヤン)で閉幕した第20回南北閣僚級会談で、北朝鮮側に40〜50万トンのコメの借款を提供し、約30万トンの肥料を支援することを約束した。韓国側はまず3月中に北朝鮮側に春の農業に必要な15万トンの肥料を引き渡す方針だ。

会談の韓国側首席代表を務める李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官は同日、終結会議を終えた後、「例年水準のコメと肥料を原則的に支援する計画だ」として、「今度は春が早いため、(春季用の肥料支援)時期を繰り上げなければならない」と述べた。政府は02年から06年まで、北朝鮮に年間40万〜50万トンのコメを借款の形で、肥料30〜35万トンを無償で引き渡した。

しかし、南北は同日の共同報道文の採択に際して、コメと肥料の量と引渡しの時期を明記せず、コメの借款問題について話し合う経済協力推進委員会(経協委)を4月18日から21日にかけて、平壌で開催することで合意した。

南側は、北朝鮮が6者協議の2・13合意(北朝鮮の核廃棄に関する05年の9・19共同声明の初期履行措置に関する合意)を受けて、4月13日までに核施設の閉鎖(shutdown)などの措置の履行と連携して、コメの提供と追加肥料の支援を行う方針だ。

南北は27日から3日間、離散家族の画像再会を実施し、5月初めに北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で離散家族の対面再会の行事を行うことにした。また、近いうちに金剛山の離散家族面会所の建設も再開する方針だ。

南北は4月10日から3日間、金剛山で南北赤十字社会談を開き、元韓国軍捕虜と北朝鮮による拉致被害者問題を話し合い、軍事的な保障措置が取られることを前提に今年上半期に京義(キョンウィ)線と東海(トンヘ)線列車を試験運行することで一致した。

南北はまた、今年6月15日の6・15南北共同宣言日と8月15日の光復節をきっかけに、平壌と韓国で開かれる民族統一大祭典に積極的に参加することで合意した。次期南北閣僚級会談は、5月29日から6月1日までソウルで開かれる。



gun43@donga.com