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北朝鮮の金桂寛外務次官「軽水炉確保に大きな関心」

北朝鮮の金桂寛外務次官「軽水炉確保に大きな関心」

Posted March. 06, 2007 07:15,   

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5日(現地時間)、米ニューヨークで米国と北朝鮮の関係正常化に向けた実務会談が予定されている中、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が4日、カートマン元韓半島エネルギー開発機関(KEDO)事務総長に会い、軽水炉問題について話し合ったと見られ、注目を集めている。

金次官は同日、1994年、ジュネーブ合意の米国側の主役であり対北朝鮮軽水炉支援事業を専担していたカートマン元事務総長と、朝夜2回にわたって顔を合わせた。

カートマン元事務総長は、夕食の後、「金次官は軽水炉に関心を示したか」という記者団の質問に、「もちろんだ。金次官はその話ばかりした。それはとても一貫している話だ」と述べ、金次官が軽水炉の確保に強い意思を示したことを示唆した。

一方、米行政府は、高濃縮ウラン(HEU)プログラムをめぐる議論について、「北朝鮮が核兵器ではなくエネルギー生産のために装備を購入した」という多少あいまいな説明とともに、HEU装備を返却する道を開けておくことで、HEUをめぐる議論に決着をつける方針だと、5日のニューヨークタイムズが報道した。

クリストファー・ヒル米国務次官補は4日、「今回の米朝会談で両者の関係の議論のためのアジェンダを決める」とし、「これは外交関係の樹立にはどのようなことが含まれ、テロ支援国の解除のためには何をすべきで、敵性国交易法はどのように解除するかなどになるだろう」と述べた。



kong@donga.com sechepa@donga.com