中南米5ヶ国を訪問しているブッシュ米大統領が10日、ウルグアイのタバレ・バスケス大統領と会談を終えた後、大統領専用のヘリでウルグアイの首都、モンテビデオに降りている。ブッシュ大統領は中南米の左派ブームをおさめ、同地域の影響力を回復するために8日から14日まで、ブラジル、ウルグアイ、グアテマラ、パラグアイ、メキシコなど5ヶ国を訪問しているが、訪問国ごとに激しい反米デモが続き当惑した模様だ。初の訪問先であるブラジルでブッシュ大統領の人形が燃やされたのに続き、ウルグアイでも米国を象徴するマクドナルド店が二ヶ所破損されるなど、デモが続いた。