「天気もよければ、コースもいい。2時間6分台の記録を期待してもいい」。18日行われる07ソウル国際マラソン兼第78咷決氈iトンア)マラソン大会に参加する海外から招請した男子選手のうち、ランキング2位のドゥミトロ・バラロプスキ(28・ウクライナ)が12日、韓国入りして優勝への手応えを口にした。
昨年も出場したバラロプスキは、「昨年は寒くて実力をまともに発揮できなかった。今年は天気もよくて、すべてのことに満足しているため、とても気分がいい」と話した。
昨年、福岡マラソンで2時間7分15秒の個人最高記録を立てたバラロプスキは、「ソウルのコースは平らで観客も多く、すべてが完璧だ。今年はコンディションのコントロールもうまくいったので、必ずいい記録で優勝する」と話した。
昨年の大会で3位を占めたアラヤ・ハレゴト(26・エチオピア)も、「今年は必ず優勝する」と抱負を語った。ハレゴトは前回大会で立てた2時間11分56秒が個人最高記録だが、「昨年12月から今大会に備えて厳しい練習に励んできたから、はるかにいい成績を記録する自信がある」と話した。
今大会には06ロッテルダム・マラソンで2時間6分44秒を記録し、昨年世界ランキング5位に上がったポール・キプロプ・キルイ(27)をはじめ、2時間8分13秒のジェースン・ウムボテ(29、以上ケニア)ら、いつでも2時間6、7分台を走れる選手が大勢出場するため、2時間6分台の記録が達成される見通しだ。
一方、出場選手の中でランキング1位のキルイら「ケニア軍団」は、アラブ首長国連邦のドバイ空港で発生した航空事故のため、一日遅れて韓国入りすることになった。当初、ケニアの選手団はケニア・ナイロビを出発してドバイで飛行機を乗り換え、韓国に13日午後到着する予定だったが、ドバイ空港でバングラデシュ航空所属の飛行機が事故を起こしたせいで、1日遅れた14日午前に入国する予定だ。
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