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2兆ウォンの国策事業 ワイロと秘密資金が横行

2兆ウォンの国策事業 ワイロと秘密資金が横行

Posted March. 16, 2007 07:06,   

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全国各地域の道路、上下水道、ガス管などの地理情報をデジタル化する国策事業の、国家地理情報体系(NGIS)構築事業権を獲得する過程で、測量会社の代表が、脱税で秘密資金を作り、評価委員たちにワイロを渡した事実が明らかになった。

警察庁・特殊捜査課は、江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)のT社の代表、ウォン某氏(40)など4人に対して拘束礼状を請求し、地方のK大の金某教授(44)など20人を不拘束で立件したと、15日明らかにした。

警察によると、ウォン氏は2004年に春川市庁が発注した「2004−2005年道路および地下施設物の図面共同構築事業」で、虚偽の売上伝票を使って脱税する方法で、約30億ウォンの秘密資金を作った疑い(租税犯処罰法および特定経済犯罪加重処罰法の業務上横領など)が持たれている。

ウォン氏は、「2005−2006年・春川、束草、江陵の地下施設物の共同構築事業の技術提案書評価」で、評価委員として活動した金教授など大学教授4人に185万ウォン相当の接待と商品券250万ウォン分など、計535万ウォンのワイロを提供した容疑(ワイロ供与)も受けている。

NGISは、1995年から2005年までに7200億ウォンが投じられ、2006年から2010年まで1兆5000億ウォンが追加で投入される予定の国策事業だ。



turtle@donga.com