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解体発表、コメディか

Posted April. 19, 2007 08:13,   

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デビュー7年目。ひょっとするとファンは彼らの告別舞台を見るところだった。前所属会社との専属契約をめぐる紛争、急に浮上した解体説、グループ名の所有権をめぐる前所属会社との紛争、そして彼らと関係のない「第2期」グループまで…。「愛の詩」「幸せにならないで」などのヒット曲を出した3人組みのバンド「MC The Max(写真)」は、2007年の初頭から心が複雑だった。しかし、まるでどん底から抜け出るように彼らは18日、1年5ヶ月ぶりに5集「リターンズ」をリリースして健在さをアピールした。会うやいなや「ゲームを一緒にしませんか」と言いながら記者にミニーゲーム機を突き出す彼らから、これまでのことを聞いた。

●別れか

「5集の録音途中にグループの解体の話に接した。前所属会会社は私たちが音楽に対する意志が全くないとしてグループの解体を発表したが、まるでコメディ番組を見るようだった。私たちは音楽を止める理由が全くない」(イ・ス、26、ボーカル)

「前所属会社がグループ名を私たちが使うことができないように裁判所に商標サービスの使用禁止仮処分を申請したが、棄却された。すると、『MC The Max第2期』をデビューさせ、急に同じ名前のグループが二つになった。しかし、私たちは相変わらず『MC The Max』だ。時には私たちの音楽への熱情が外部の要人によって影響される現実が嘆かわしい。歌手の長寿の秘訣は、実力より『長い間、突っ走ること』にあるようだ」(チョン・ミンヒョク、26、ドラム)

●R&B(ロック&バラード)か

「実際、私たちの音楽のアイデンティティは『ロック』だ。しかし、これまで私たちは韓国の情緒に合うバラードを歌ってきた。すなわち、好きなこととせざるをえないことを分けてきたのだ」(ジェイ・ユン、24、ベース、バイオリン)

「それで、5集にはロック音楽とバラードを適切に交ぜた。デビュー当初の雰囲気が漂う『リターンズ』はノリのよいロック音楽で、1980年代のニューウェイブサウンドを盛り込んだ『モーメント』、ジェイ・ユンが急性食中毒後に作ったファンキースタイルの『レイン』などアルバムに収録された15曲のうち、半分がダイナミックだ。しかし、タイトル曲は依然としてバラード『胸よ、やめろ』だ。いつかロックバンドの真の姿を見せられる日が来ると思う。私たちは間違いなく過渡期にある」(イ・ス)

●A型の若年寄りか

「1999年にシン・ヘチョルに抜擢(ばってき)され、2000年に『ムーンチャイルド』というグループでデビューしてから7年目を迎える。幾多の危機の中でも活動を続けることができた理由はお互いに『債務関係』に縛られているからだ(笑い)。それよりも3人ともにA型でお互いに傷つけないように何か話す前によく考えて話す」(イ・ス)

「皆が『デジタル』を叫ぶが、私たちはまだCDが良くて、年を取ることが嬉しい。10代の時は歌を歌うのに汲々としていたとすれば、今はまるで私の話をしているようだ。私たちは皆『A型の若年寄り』のようだ」(チョン・ミンヒョク)



bsism@donga.com