国際結婚が増えるにつれ、国際結婚夫婦の離婚も急増していることが分かった。50歳以上の熟年夫婦の離婚も着実に増えている。統計庁が18日に発表した報告書「2006・離婚統計の結果」によると、昨年離婚した国際結婚夫婦(韓国人−外国人夫婦)は6280組で、05年に比べて46.8%増加した。
外国人との離婚は、02年の1866件から03年2164件、04年3400件、05年4278件と増加傾向にある。昨年、韓国人の夫と外国人の夫人が離婚したケースは4010件で1年前に比べて64.1%も増えており、韓国人夫人と外国人夫の離婚も2270件で23.8%増加した。
一方、昨年、離婚件数は総12万5000件(1日平均342件)で05年の12万8500件より2.7%減少した。夫婦500組(配偶者がいる1000人)当たりの離婚件数も5.3件で、05年(5.5件)より減った。このように全体の離婚件数は減少傾向にあるが、熟年離婚は依然として増加している。男性の年齢別の離婚件数は44歳以下のすべての年齢層で、05年より減少したが、45〜49歳は2.8%、50〜54歳は7.3%、55歳以上は7.8%ずつ、それぞれ増加している。
とりわけ、昨年55歳以上男性の離婚件数は10年前(96年)の3.5倍にのぼった。全体離婚の理由としては、「性格の違い」が49.7%で最も多く△経済問題14.6%△家族間の不和8.9%△配偶者の不貞行為7.6%△精神的・肉体的虐待4.5%などの順だった。
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