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大韓医師協会の事務所捜索、張会長など幹部は出国禁止

大韓医師協会の事務所捜索、張会長など幹部は出国禁止

Posted April. 26, 2007 08:39,   

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検察が大韓医師協会(医協)の政界や官界への金品ロビー疑惑と関連して、医協の事務所を電撃的に押収捜索をするなど、本格的な捜査に乗り出した。

ソウル中央地検捜査部(金大鎬部長)は25日、ソウル龍山区二村(ヨンサング・イチョン)1洞の医協事務所に捜査官たちを送り、2時間余りにわたって張東翼(チャン・ドンイク)医協会長の事務所などから、10箱分の各種の書類や会計帳簿、コンピュータ資料やコンピュータ1台を押収した。

検察は同日、張会長の自宅や病院など、計5ヶ所を押収捜索した。

検察はまた、張会長など医協の核心幹部たちに出国禁止措置を下すいっぽう、口座追跡を通じて、医協の会費や医協傘下の医政会の業務推進費の使途などを把握する計画だ。

イム某元医協理事ら6人は、昨年9月に医協の公金3億7000万ウォン余りを横領した疑いで張会長などを告発したが、12月に無罪が言い渡されたのを受けて、ソウル高検が今年2月、「資金の使途に対する捜査が足りない」と、再捜査の命令を出して、ソウル中央地検捜査部で捜査を行っている。

ソウル中央地検は最近、「国会保健福祉委所属の議員3人に毎月600万ウォンを手渡している。某議員が年末清算の代替法案を作るといったので、1000万ウォンを現金で手渡した」という張会長の発言内容が報じられるや、特殊2部の検事1人を追加投入して、金部長検事と検事の2人からなる捜査チームを作った。

金成浩(キム・ソンホ)法務部長官は同日、記者懇談会で「医協会長と関連した疑惑が報じられたことについての真相究明が必要だ」と明らかにした。

安永踖(アン・ヨンウク)ソウル中央地検長は「(政界や官界へのロビー疑惑も)横領資金の使途と関連したもので、事実関係の確認は必要だ」と強調した。



will71@donga.com