韓国競歩のホープ、朴チルソン(25)と金ヒョンソプ(22・以上三星電子)が男子20km競歩で、並んで韓国記録を立て、国際舞台上位圏進入の可能性を高めた。
朴チルソンは1日、京畿道高陽市一山西区(キョンギド・コヤンシ・イルサンソグ)のKINTEX近くの道路で行われた第36回全国種別陸上選手権大会20km競歩男子一般部レースで1時間20分20秒を記録し、04年1月にシン・イルヨン(28・尚武)が日本競歩選手権大会で立てた従前の韓国記録(1時間21分29秒)を1分9秒短縮させた。第2位の金ヒョンソプも1時間20分54秒で韓国記録。
世界記録は、03年エクアドルのヘペルソン・ペレスが立てた1時間17分21秒。アジア記録は中国選手が05年に立てた1時間17分41秒。しかし、世界陸上選手権大会やオリンピックでは、1時間19分台で優勝者が決まるので、朴チルソンと金ヒョンソプがもう少し頑張れば、08北京オリンピックと11年大邱(テグ)世界陸上選手権大会でベスト3入りできるというのが専門家たちの展望だ。
朴チルソンと金ヒョンソプは04年から、たゆまず世界の壁に挑戦して来た。三星(サムスン)電子競歩コーチの李ミンホ氏は、「世界トップレベルの選手たちと競争するうちに自信がついた。もうその結実が見え始めた」と話した。
一方、最年少国家代表のカン・ダスル(京畿道楊州のトッケ中学)は女子中部200m走で、25秒19で優勝し、前日の100m走に続いて2冠になった。カン・ダスルの記録は女子大部優勝記録(25秒52)より早かった。
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