「ハンサムなゴルファー」ホン・スンサン(26・SKテレコム)が3連勝を狙った「怪物新人」金ギョンテ(21・新韓銀行)を破り、新しいフィールドのスターとして浮上した。
20日に京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)のレークサイドCC東コース(パー72)で終わった韓国プロゴルフ(KPGA)ツアーのエックスカンバスオープン。ホン・スンサンは4ラウンドでバーディー3個とボーギ2個で1アンダー71を打ち、合計10アンダー278で、金ギョンテ(6アンダー282)の終盤の追い討ちを4打差で引き離した。
昨年プロデビュー後、初の優勝に輝いたホン・スンサンは賞金8000万ウォンを受け、シーズン賞金第2位(9576万5000ウォン)に跳ね上がった。
ホン・スンサンは予備役海兵隊の兵長。2003年に父親の勧めで海兵隊(969期)に入隊し、1年間、慶尚北道浦項市(キョンサンプクド・ポハンシ)の部隊で水陸両用の装甲車に乗って厳しい訓練をし、ゴルフスティックは握ることもできなかった。翌年、京畿道華城市(ファソンシ)の発安(パラン)に転出し、1日にかろうじて1時間ずつゴルフをしながらも、プロシードを獲得した。昨年3月に除隊した後、すぐプロに入門した。
182cmの高い身長にハンサムなルックスを誇るホン・スンサンは、昨年KPGAツアーの授賞式でベストドレッサーに選ばれたこともある。
昨年、チュンフンオープン最終日に、18番ホールで50cmのパーパッティングに失敗し、惜しくも優勝チャンスを逃したホン・スンサンは、「優勝とは縁がないと思った。私の生涯の中で最高の瞬間だ。ルックスでなく実力で評価されたい」と話した。
5打差の首位でスタートを切ったホン・スンサンは、前半に2打を縮めた後、10番ホールでドライバーOBを出したが、精巧なアイアンショットで1打のロスにとどめ、14番ホールでまたボギーをしたが、トップに向かうには別に問題にならなかった。
前日に打数を縮めることができず、首位のホン・スンサンに6打後れた3位でティーオフした金ギョンテは14〜16番ホールで3連続バーディーをしたが、勝負を覆すには力不足だった。金ギョンテは2位の賞金で4000万ウォンを獲得し、3大会で賞金2億ウォンを突破し、2億2000万ウォンでトップを守り抜いた。
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