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サッカー韓国代表、オランダに2−0完敗

サッカー韓国代表、オランダに2−0完敗

Posted June. 04, 2007 06:16,   

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「間が抜けている(stupid)」、「酷い(terrible)」。

2日、オランダとの試合が終わった後、ピム・ファーベーク韓国サッカー代表チーム監督は、極端な言葉を使って、特定選手とKリーグを非難した。韓国は2日、ソウルW杯競技場でオランダに0—2で完敗した。

韓国はラファエル・ファン・デル・ファールトに前半29分、金東進(キム・ドンジン、ゼニト)のファウルによるペナルティーキックに続いて、後半26分、連続ゴールを許して、敗北を喫した。韓国はオランダ戦で2敗を記録した。ファーベーク監督が就任してからは3勝4敗2引き分け。

ファーベーク監督は、「国家代表チームの試合を控えて、選手たちがKリーグで3ヵ月間22試合をプレーした」と述べて、「プロサッカーの日程が厳しすぎる」と主張した。

ファーベーク監督は特に、国家代表チーム間の試合を数日後に控えた先月30日、プロサッカー三星(サムスン)ハウゼンカップ6強戦で、120分の戦いを繰り広げた水原(スウォン)三星と城南一和(ソンナム・イルファ)の試合を例に挙げた。当時、体力を使いきった城南の金斗鍱(キム・ドゥヒョン)選手が同日交替投入されて、最悪のプレーをしたとして、「このようなやり方だと、これからは二度と国家代表チームで試合できない」と厳しく非難した。

同日、ファーベーク監督は「韓国の選手は2番目のゴールを許した後、急激に崩れた。赴任後、初めてみたほど疲れ切っていた」と話した。さらに同氏は、国家代表チーム同士の試合をする上で十分な支援を受けられなかった点と、選手たちの闘士が消えていたことに憤りを表した。

しかし、このようなファーベーク監督の怒りについて、一部では、「選手の調子と状況を見極めながら起用し、選手たちが最善を尽くせるようにするのが監督の力量ではないか」という指摘が出ている。

韓国は攻守の両面で鈍いプレーをした。ファーベーク監督は曹宰榛(チョ・ジェジン、清水)を中央の攻撃手に立たせて、李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)と廉基勳(ヨム・ギフン、全北現代)を左右のウィングに配置したが、左右のクロスが不正確で、曹宰榛は前方で孤立した。

このため、MFの金正又(キム・ジョンウ、名古屋グランパス)を攻撃に加担させて、曹宰榛の孤立状況を解消しようとしたがままならなかった。曹宰榛は左骨盤の骨を痛めて、後半、禹成用(ウ・ソンヨン、蔚山)と替わった。

守備では、集中力不足で対人マークに失敗した。ファーベーク監督は、「ウルグアイ戦の時と同じ守備のミスだ」と話した。オランダのマルコ・ファンバステン監督は、「韓国は攻撃的だった。しかし、守備の組織力をきちんと整えてから攻撃した方がよい」とアドバイスした。



bluesky@donga.com