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大韓航空、早ければ09年に低価航空会社を設立

大韓航空、早ければ09年に低価航空会社を設立

Posted June. 05, 2007 04:57,   

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大韓(テハン)航空は4日、早ければ09年に、航空料を30%以上引下げた低価航空会社を設立して運営する計画であることを発表した。低価航空会社は、系列会社の韓国空港が運営することになるという。

低価航空市場は最近、韓国の2社を含め、中国とタイなどの航空会社が相次いで就航し、競走は益々激しくなりそうだ。

大韓航空の運営する低価航空会社の主力機種は、座席が170席あまりの最新型ジェット機ボーイング737機種だ。

国内線就航は金浦(キムポ)〜釜山(プサン)、金浦〜大邱(テグ)、金浦〜蔚山(ウルサン)などの路線からスタートするとみられる。2010年に京釜(キョンブ)高速鉄道が完全に開通すれば、この路線で安価で早い鉄道と本格的に競争しなければならないためだ。

国際路線は、航空自由化の拡大で旅行客が急増している中国と日本、東南アジアなどの観光路線が中心になりそうだ。

料金は、国内線の場合、既存運賃より30%、国際線は30〜50%下がると予想されている。

現在、韓国の低価航空会社の漢城(ハンソン)航空と済州(チェジュ)航空の場合、国内線料金がそれぞれ5万9000ウォンと5万1400ウォン(平日・片道基準)で、大韓航空の料金に比べて30%ほど安い。国際線も仁川(インチョン)〜バンコク路線の場合、タイのオリエンタル・タイの料金が30万ウォン台で、大韓航空料金(63万ウォン)の半分水準だ。

金ヨンホ大韓航空旅客担当社長は、「機内サービスを減らし、効率的な機資材運営で原価は減らせるが、サービスの質は既存の低価航空会社よりも画期的に高める計画」と話した。



bell@donga.com