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引き離そうか、どうしようか

Posted June. 14, 2007 07:26,   

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「引き離すのは気になり、もっていくのは負担となり…」

GM大宇(テウ)、ルノー三星(サムスン)自動車、三星テスコなど、国内企業を買収した外国企業では、独自のブランドでひとり立ちしようと悩んでいる。

これらの会社が進出した当時は、外国企業への排他的な国民の情緒や職員たちの動揺、マーケティング効果などを理由に、従来のブランドを生かして社名を作った。

しかし最近、グローバルマインドが一般化し、独自のブランドでも韓国で生き残れるという自信がつき始め、独立への動きが目立ちはじめている。

●GM大宇の独立は時間の問題

GM大宇の動きがもっとも積極的だ。

大宇は02年にGMに買収され、GM大宇という社名を使ってきたが、05年から社内で「大宇を切り離して、GMだけでいくのがいい」という意見が出はじめた。

とりわけ昨年は社名をGMに変える案が推進され、会社の内外でアンケート調査を行った結果、肯定的な効果がより多いという結論が出たが、最終段階で、一部の役員の反対にぶつかり計画が延期された。

現在、韓国で生産しているGM大宇の車種は、外国ではGM傘下のシボレーやビューイック、ホルデン、スズキなどのブランドで売られている。

GM大宇の関係者は、「すでにGM大宇の車両を購入した人のうち相当数がGM大宇のロゴを外し、シボレーのロゴに切り替えている」としながら、「2、3年内に社名を変える作業が本格化するだろう」と語った。

ルノー三星は、「三星」ブランドの使用契約の終わる2010年に再契約をしなければならない。

ルノーは00年に三星自動車を買収する際、三星ブランドを10年間使用する代わりに、売上高の0.8%をローヤルティとして支払うことを契約した。昨年は販売車両1台につき平均14万ウォンずつ、計166億6000万ウォンあまりを三星側に支払った。

ルノー三星のSM3は、日産ブランドとして輸出されており、今年末から販売される「H45」は、ルノーブランドでヨーロッパに輸出される予定だ。

会社側では、三星のブランド価値が高く、韓国に定着するのに大きく役立ったので、もう一度契約を延長する方策を考慮しているという。

●流通業界も独立を考慮中

大手スーパー「ホームプラス」を運営している三星テスコが、三星ブランドと分かれる動きを見せている。

三星テスコは三星物産の流通部門と英国のテスコが提携して1999年に設立された。

三星テスコが運営する「ホームプラス」は、イーマートについで国内2位の座を占め、三星テスコのブランド混用戦略が成功したという評価を受けている。

三星テスコはその見返りとして、ホームプラスの売り場を一ヶ所増やすたびに、三星物産に約4億ウォンのローヤルティを払っている。

スタート当時、三星とテスコの持分は50対50だったが、テスコが地道に増資を行い、テスコの持分は現在89%まで増えた。三星物産は現在、11%の持分を5〜6%まで下げる予定だ。

三星テスコの関係者は、「ホームプラスのブランド認知度がすでに相当高まっているので、あえて三星というブランドを引き続き使うべきかどうか悩んでいる」としながら、「いま、三星を切り離しても、売り上げにはほとんど影響がないと判断している」と話した。



mobidic@donga.com changkim@donga.com