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ウリ党、「152議席」から3年で期限つきの党に

ウリ党、「152議席」から3年で期限つきの党に

Posted June. 15, 2007 09:27,   

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04年4月の第17代総選挙で152議席を獲得し、院内第1党として出発したヨルリン・ウリ党が、事実上解体の手続きに入った。議員の連鎖的離党に続き、来月半ばに臨時全党大会を開いて、統合方式と党の解体問題を最終決定する方針だ。これについて、「過半数の議席を与えて第1党にした民意の歪曲であるばかりか、責任政党政治の根本を揺るがすものだ」という批判が提起されている。

ウリ党では、指導部が2・14全党大会で全権を委任された統合推進の期限が、14日で満了となったが、状況が流動的なため、丁世均(チョン・セギュン)議長体制の現指導部を再信任し、1ヵ月ほど期限を延ばすことを決めた。

ウリ党は14日午後、国会憲政記念館で、国会議員と党員協議会運営委員長167人が参加して「大統合新党推進会議」を開き、大統合新党の参加方式を決定するための臨時全党大会を来月中旬に開く方針だ。

ウリ党は、党外で市民社会陣営の主導で推進されている新党とウリ党の合併形式を通じ、ウリ党を自動消滅させる案を有力に検討しているという。

しかし、これまで党解体を要求し、離党を公言してきた鄭大哲(チョン・デチョル)顧問系列の金徳圭(キム・ドクキュ)、文学振(ムン・ハクチン)、鄭鳳株(チョン・ボンジュ)、李源栄(イ・ウォンヨン)、崔星(チェ・ソン)、金宇南(キム・ウナム)、辛鶴用(シン・ハクヨン)、韓光元(ハン・グァンウン)議員らは、15日に集団離党を決行することを決めた。彼らは、親盧(親盧武鉉)陣営を包括する大統合推進は、「ウリ党への逆戻り」だと批判している。

彼らとは別に、京畿道(キョンギド)地域の文喜相(ムン・ヒサン)前議長を含め、李基宇(イ・ギウ)、李錫玄(イ・ソクヒョン)ら5、6人も15日に離党する予定だ。

また、鄭東泳(チョン・ドンヨン)元議長は、来週中に離党を決行するという。

いっぽう、忠清(チュンチョン)圏の議員11人は昼食会合を開き、離党を保留してしばらく党指導部の大統合推進への取り組みを見守る考えだ。全羅北道(チョンラプクト)地域の議員たちも、指導部と行動をともにすることで意見が一致した。

いっぽう、大統領選挙への不出馬を宣言して離党した金槿泰(キム・グンテ)前議長は14日午前、ソウル汝矣島(ヨウィド)のホテルで、孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前京畿道知事と会い、「過去回帰的で冷戦的な守旧勢力の政権獲得を阻止し、平和改革勢力の団結のために力を合わせることで合意した」と、禹相虎(ウ・サンホ)議員が伝えた。

また金前議長は、民生政治の会の千正培(チョン・ジョンベ)議員と昼食をともにし、大統合結社体と大統領選候補連席会議を同時に推進することで意見が一致した。



yongari@donga.com