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韓米FTA、21日から追加交渉

Posted June. 18, 2007 03:02,   

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韓米自由貿易協定(FTA)の追加交渉が、事実上21日から始まるもようだ。米国側は、4月2日に妥結された韓米FTA協定文に、自国の新通商政策を反映した修正協定文を16日に韓国に送り、追加交渉を公式に提案した。外交通商部通商交渉本部は17日、米政府と議会が新通商政策に関する法条文化作業を終え、米国貿易代表部(USTR)を通じて追加協議を公式に申し入れてきたことを明らかにした。具体的な日程は決まっていないが、ウェンディ・カトラー米国側首席代表が21日と22日、ソウルで修正協定文を説明し、金宗壎(キム・ジョンフン)韓国側首席代表らがこれに対する韓国政府の意見を伝える予定だ。政府は、米国側の提案を検討し、交渉の均衡を崩さない範囲内で、追加交渉を実施するかどうか意見を整理する計画だ。しかし、韓米FTAの妥結を強力に推進している政府が米国の要求を全面的に拒否することは難しく、事実上、21日から追加交渉が始まるものとみられる。米国側は労働と環境を含め、医薬品、必須的安保、政府調達、港湾安全、投資の7分野で協定文の調整を提案した。特に、労働と環境分野で、協定文に違反した国家に対して関税特恵をなくす貿易報復や、補償金を課することを集中的に要求するものと予想される。これまで米国議会と業界が強い不満を提起してきた自動車、農業分野は、今回の追加交渉の対象から除外された。いっぽう政府は、今回の追加交渉提案にかかわらず、妥結された韓米FTA協定文に対して、定められた期限である今月30日に署名する方針だ。必ずしもこの時までに追加交渉を終える必要はないという意味だ。



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