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[オピニオン]1807.85

Posted June. 20, 2007 04:01,   

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コスピ指数が1700ポイントを突破してから11日取引日目で1800ポイントの大台を超えたうえ、昨日はさらに1807.85を記録した。市場は確かに過熱しすぎている。株式の買い注文の1%は1億ウォン以上だ。個人の「大物」の参加が増えた結果だ。1ヵ月半の間、株式型ファンドに8兆ウォン以上が新たに流れ込んだ。ソウル江南(カンナム)のファンド市場は50代の女性たちが主流を成している。子供の教育に適当に手抜きをしてもいいし、余裕資金や市場の分析力まで備えた「最強の投資グループ」だ。

◆ある投資諮問会社の代表は、「不動産から流れてきた投資資金」が主なエネルギーだと見ている。国内の不動産に「全額をかける(オールイン)」には負担を感じて、昨年は海外不動産や海外ファンドに興味を示した人たちが、4〜6月には、数十億ウォンずつ証券市場に投資したという。あるファンドマネジャーは、「5月以降、『いま、株式に入ってもいいか』という不動産財閥の問い合わせが目に見えて増えた」と伝えた。いっぽう、融資を受けて不動産に投資した「小口個人投資家」たちは、余裕資金の不足で、活況を呈している証券市場に参入できず、気をもんでいる。

◆証券界で歓迎している最近の基調的な変化は、第一は、個人資産のうち株式やファンドの占める割合が高くなったこと。とりわけ、ファンドは積立式の人気のおかげで、3年前の8兆ウォンから、最近は60兆ウォンに増えた。第二は、ここ3年、長期投資が増えたこと。長期投資の伝道師である朴鍱柱(パク・ヒョンジュ)未来(ミレ)アセット会長は、「投資家たちはある程度の株価の騰落には耐えられるようになった」と評する。同社の6年目の国内株式型インディペンダンスの収益率は600%のレベルだ。早くもファンドを解約した投資家も一定収益は上げたものの、長く待った人たちのそれには及ばない。

◆新たに市場に参入する小口個人投資家たちはどうだろう。上昇の流れが続き、収益を上げる余地はあるという見方が多い。企業の実績がよい上、北朝鮮の「ディスカウント」も弱まり、中国などの株価が急騰して、相対的に上げ幅の低い韓国株価の追加上昇が可能だというわけだ。しかし、株価が下がった場合も、またもっともらしい解説があふれるだろう。2、3ヵ月前までは、いまのような株価の急騰への展望は少なかったように、株価の展望はいつも確実ではないからだ。

洪權熹(ホン・グォンヒ)論説委員 konihong@donga.com