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テニスの李亨沢、ウィンブルドンでシーズン初勝利 

テニスの李亨沢、ウィンブルドンでシーズン初勝利 

Posted June. 28, 2007 03:15,   

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韓国のテニス選手は芝コートを経験する機会がめったになく、不慣れである。

韓国の看板スター、李亨沢(イ・ヒョンテク、三星証券)も同じだった。

01年、芝コートで行われたウィンブルドンに初出場したが、1回戦で脱落した。李亨沢は、「芝で気が気でなかったことを覚えている」と当時を振り返った。芝コートは、ハードコートやクレーコートに比べて疲労感がひどく、すべって急に倒れたり、関節をいためたりする危険が高く、競技に集中しにくいということ。

その李亨沢が今年のウィンブルドンで3年連続、2回戦に上がった。

27日、英ロンドン付近のオール・イングランド・クラブで行われた男子シングルス1回戦。

世界ランキング第51位の李亨沢は92分で、アルゼンチンのマーティン・バサヨ・アゲヨ(第89位)に3−0(6−4、6−2、6−3)で勝った。今シーズン、オーストラリア・オープンとフランス・オープンで両方とも1回戦脱落した後、メージャー大会でのシーズン初勝利だ。

李亨沢は通算6回目のウィンブルドン出場であったが、クレーコート専門のアゲヨは04年、1回戦脱落後、2度目の挑戦だった。アゲヨとのこれまでの戦績は2戦全敗だったが、芝コートでは李亨沢が一枚上だった。

李亨沢は豊かな経験と鋭いストロークでアゲヨを攻略したあげく、完璧な勝利を得た。

李亨沢は同じくアルゼンチン出身の強豪アグスティン・カレリ(第29位)とベスト32入りを競う。カレリとは03年ドイツ・ハムブルグ・マスターズシリーズで対決し、0−3(3−6、6−7、5−7)で敗れたが、当時はクレーコートで、2、3セットには接戦を繰り広げただけに、今回は勝算も十分ある。



kjs0123@donga.com