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不認可米大学の偽造学位教授—公務員など、39人摘発

不認可米大学の偽造学位教授—公務員など、39人摘発

Posted July. 14, 2007 04:44,   

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不認可外国大学から金を払って博士号を取得した現職教授と公務員たちが警察に摘発された。

ソウル地方警察庁の外査課は13日、米国の不認可大学であるAIU(American International University)から取得した博士号を正常な学位に見せかけ、韓国学術振興財団(学振)に申告した光州(クァンジュ)教育大学のホン某教授ら39人を、計略による公務執行妨害の容疑で在宅起訴した。

また、AIUから取得した学士学位を利用し、国内の大学院に進学したチェ某氏(35)など、26人を業務妨害容疑で在宅起訴した。

ホン容疑者と晋州(チンジュ)産業大学の李某講師は、AIUから取得した博士号を自分たちが現在在職中の大学に提出し、任用されたものとわかった。

国内大学の博士出身であるN大学の朴(パク)某教授とH大学の金(キム)某教授は、自分の学歴に箔(はく)をつけるため、AIUから取得した博士号を学振に申告したという。

現職警察であるソン某巡査部長と教師、前・現職議員などもAIUから博士号を取得している。

警察の調査結果、01年1月米国領のグアムに設立されたAIUは、大多数の学生にソウル端草区端草洞(ソチョグ・ソチョドン)にある韓国事務所に登録してもらい、これといった課題なしに2〜4学期を通わせた後、学位を与えたことが明らかになった。

AIUは、学生たちから学期ごとに学士は150万ウォン、修士は200万ウォン、博士は250万ウォンの授業料を受け取った。

警察の関係者は、「グアム現地にあるAIU大学の建物には、ぽつんと大講堂と教室4〜5個だけがある。夏には学生たちにグアム現地で授業を受けさせたが、現地に行かない学生たちにもみな学位を与えた」と説明した。同大学の設立者は韓国人の朴某氏であり、05年に米当局に詐欺容疑で拘束されており、学校は警察が捜査にかかった今年4月に閉鎖された。



egija@donga.com