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シラク前仏大統領、市長時代の横領事件で取り調べを受ける

シラク前仏大統領、市長時代の横領事件で取り調べを受ける

Posted July. 21, 2007 03:03,   

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シラク(写真)前フランス大統領が、かつてパリ市長として在職していた当時の横領事件で、19日、パリの自宅で捜査判事の取り調べを受けた。

フランスの元大統領が韓国の検事機能を持っている捜査判事から取り調べを受けたのは、今回が初めてだ。

シラク前大統領は、パリ市長を務めていた1977〜1995年当時に起きた政権与党「共和国連合(RPR)」の財政不祥事と関連して、今回取り調べを受けた。当時、RPRの一部党員が、パリ市役所の職員を称して、市から給料を受け取った。

パリ財政担当助役を務めたアラン・ジュぺ元首相は、04年、同事件で14ヶ月の執行猶予の判決を言い渡されたことがある。同事件は、シラク前大統領が大統領に就任する前に発生した事件なので、免責特権は適用されない。

シラク前大統領は、「弁護士の助力を受ける承認(t’emoin assist’e)」の身分で取り調べを受けた。被疑者ではないが、単なる証人とは異なっており、今後被疑者となる可能性のある証人だ。シラク氏は同日、ル・モンド紙に投稿した長い文章で、「1995年以前は、明確な資金調達の規定が足りなかったので、すべての政党が苦労した」と釈明した。



pisong@donga.com