李亨沢(イ・ヒョンテク、31、三星証券)が韓国テニス史上初めて、世界ランキング第40位の壁を崩した。
李亨沢は、24日発表された男子プロテニス(ATP)ツアー世界ランキングで、先週の第42位から4位上アップの第38位となった。5月に自分が立てた韓国選手の歴代最高記録(第41位)を破ったのだ。アジア選手の中でも現役最高だ。
李亨沢は徹底した自己管理と楽しむテニスを志向し、以前の先輩たちならすでに引退したはずの年齢に、むしろ全盛期を迎えている。李亨沢はトレーニングのない日にも、いつもジムで3時間以上、ウェート・トレーニングをするという。
成績やランキングにこだわるよりも、テニスそのものを楽しみながらツアーをし始めてから、むしろ成績が良くなった。休む時はゴルフをよくするのだが、たまにしても80台のスコアを維持する。昨年から、代表チームの先輩であるユン・ヨンイル・コーチが李亨沢に同行し、楽な雰囲気を作ったことも集中力を高めた。所属会社から1億ウォンのランキング・ボーナスをもらうという李亨沢は今週、米インディアナポリスで開かれるRCAチャンピオンシップに出場する。
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