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ボンズ、31年ぶりにアロンの755本に並んだ

ボンズ、31年ぶりにアロンの755本に並んだ

Posted August. 06, 2007 03:04,   

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「ガーン!」

軽快な打球音とともにバットが回った。その瞬間、米カリフォルニア州のサンディエゴ・ペッコパークを詰めかけた4万2000フ観客の息が止まった。すべての視線は、大空を横切る白い一点に突き刺さった。ボールが左フェンスを越える瞬間、競技場に熱狂的な歓声が沸き起こった。

バリーボンズ(43・サンフランシスコ)の本塁打記録が、ホームラン王のハンク・アロンが1976年7月21日に樹立した米メジャーリーグ過去最多(755本)と31年ぶりに並ぶ歴史的な瞬間だった。

ボンズは5日、メジャーリーグ・サンディエゴとのアウエ戦に4番で先発出場し、0−1でリードされていた2回の初打席で、相手投手クレイ・ヘンズリーからソロ弾を放ち、通算755本をマークした。

禁止薬物を使用した疑惑が持たれるボンズだが、記録達成の瞬間だけは最高の賛辞が送られた。ボンズが本塁打を放つと、観客は一斉に立ち上がって歓声を上げながら熱い拍手で迎えた。ボンズは放物線を描きながら伸びていくボールを見届けたが、本塁打を直感した瞬間、こぶしをぐっと握り締めた。

これでボンズは、今後本塁打を追加するたびに米メジャーリーグの本塁打記録を塗り替えるころになる「新記録の男」になった。

ボンズは6日のサンディエゴ戦では、ラインアップに含まれないと言い、7日のワシントンを相手にホームファンたちの前で通算756号に挑戦すると見られる。

一方、日本プロ野球では王貞治ソフトバンク監督の868本、韓国プロ野球ではハンファの張鍾薫(チャン・ジョンフン)コーチが樹立した340本が過去最多記録だ。



hic@donga.com