ユニバーシアード水泳金のチョン・スルギ「次の目標は五輪」

「今は北京五輪の銀メダルを目指しています」。２００７夏季ユニバーシアード（タイ・バンコク）で韓国新記録を立て、水泳界の「新星」に浮上したチョン・スルギ（１９、延世大、写真）。大会を終えて１６日に帰国したとき、チョン・スルギは「記録では五輪のメダル圏に入っているが、その分、競争も激しくなるだろう。これから、あと２秒短縮して来年、北京で銀メダルまでねらってみたい」と話した。

チョン・スルギは今大会、女性平泳ぎ２００メートル決勝で２分２４秒６７の大会記録および韓国新記録を打ち立て、１２年ぶりにユニバーシアード水泳の金メダルを獲った。そのうえ自己ベスト記録（２分２７秒０９）をなんと２．４２秒も縮め、２００８北京五輪のメダル圏に入った。２００４年アテネ五輪の銅メダルの記録は２分２５秒８２だ。

チョン・スルギは「ストロークを減らして体力を温存する泳ぎ方に完璧に適応し、スタートとターンにさらに磨きをかければ、十分可能だろう」と話した。

自分の強みとして「スタミナと強いキック」を挙げたチョン・スルギは、「大学生になって合コンもやってみたいし、友達と一緒に楽しく過ごしたい気持ちもあるが、来年の五輪までは高校生の時と同じくトレーニングのみに専念する計画だ」と決意を述べた。

チョン・スルギはしばらく休んだ後、来月２日、再び泰陵（テヌン）選手村に入り、五輪に向けての「地獄練習」に突入する予定だ。

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