Go to contents

「敗者は勝者の参謀に」 きょう、ハンナラの大統領候補選び投票

「敗者は勝者の参謀に」 きょう、ハンナラの大統領候補選び投票

Posted August. 20, 2007 03:02,   

한국어

ハンナラ党は20日午後2時、ソウル蚕室(チャムシル)の体操競技場で全党大会を開き、今年12月19日の大統領選挙に出馬する党候補を選出する。最終結果は、午後4時30分頃に発表される。

ハンナラ党は19日午前6時から午後8時まで、全国248の投票所で選挙人団18万5080人(代議士4万6108人=20%、党員と非党員6万9486人=それぞれ30%)を対象に投票を行い、午後1時から8時まで、一般人への世論調査(20%反映)も実施した。

姜在渉(カン・ジェソプ)代表は同日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で記者会見を開き、「党内選挙後の和合のワークショップを1週間以内に実施する。いかなる形の不服も容認されない」としつつ、「勝者には敗者を包容する約束を、敗者には結果に承服して勝者を助けるという約束を、必ず取りつける」と述べた。

党内選挙管理を総括した朴𨛗用(パク・クァニョン)党内選挙管理委員長は、東亜(トンア)日報との電話インタビューで「これからは、候補たちが結果に潔く承服し、固く団結して政権交代に邁進することだけが、国民の期待に応える道だ」と述べた。

李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長は同日午前、ソウル鐘路(チョンノ)区役所で投票し、「国民が、私に経済を活性させ崩壊した社会を統合してほしいと期待し、最後まで支持してくださったと考える」と述べた。

李前市長は、「党内選挙の過程で行き過ぎた点もあったが、互いに善戦したと考える。党内選挙が終われば、朴槿恵(パク・クンヘ)候補に会って、これからは政権交代にともに力を合わせることを話し合いたい」と強調した。

朴前代表は、ソウル江南(カンナム)区役所で一票を行使し、「釜山鎮区(プサンジング)で投票用紙を携帯電話のカメラで撮影し、選管に摘発された憂慮すべき事態が発生した。憲法に保障された秘密投票を脅かす深刻な事態だ」と指摘した。

朴前代表は18日、記者会見で「勝利する場合ライバル候補を選挙対策委員長として受け入れるか、破れた場合にライバル候補の選挙対策委員長を引き受ける意向があるか」という質問に対して、「誰が候補になっても、一つになって政権交代を実現させなければならない」と述べた。

形勢と関連して、李前市長陣営の李方鎬(イ・バンホ)組織委員長は、「投票率が予想より高く、特に李前市長が優勢なソウル地域の投票率が全国平均に近く、異変がない限り、無難に勝利するだろう。少なくとも1万票以上、7〜8ポイントの差で勝つだろう」と主張した。

朴前代表陣営の李性憲(イ・ソンホン)組職総括団長は、「劣勢と予想されたソウルで、むしろ2ポイントほどリードした。特に、朴前代表の優勢地域である慶尚道(キョンサンド)の投票率が全国で最も高い一方、(李前市長が優勢の)全羅道(チョルラド)は低く、6ポイントの格差で勝つだろう」と主張した。

中央選挙管理委員会によると、19日午後5時現在、全体選挙人団18万5080人のうち11万8019人が投票に参加し、63.8%の投票率を示した。地域別には、慶尚北道(キョンサンプクト)が82.4%で最も高く、釜山(73.8%)、蔚山(ウルサン、71.9%)、済州(チェジュ、71.7%)が後に続き、光州(クァンジュ、38.3%)が最も低かった。



taylor55@donga.com