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「統合決議は無効」最後まで騒々しかったウリ党

「統合決議は無効」最後まで騒々しかったウリ党

Posted August. 20, 2007 03:02,   

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ヨルリン・ウリ党が結党3年6ヶ月ぶりに看板を下ろすことになった。

18日の党大会で、大統合民主新党との統合を決めたウリ党は、20日午前、民主新党の最高委員会と「統合受任機構合同会議」を開き、両党の統合に署名した後、中央選挙管理委員会に申告する予定だ。これを受けて、ウリ党は自動的に解散することとなる。

しかし、党大会での統合決議の効力をめぐっての議論が今後も続くと見られ、「有終の美」は期待できなくなった。

▲騒々しい党大会の適法性議論〓党大会が開かれた京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の国際貿易展示場「キンテクス」の前では、新党等の統合に反対する「死守派」のウリ党党員400人あまりが「統合反対」などを叫んで、ほかの代議員たちの会場への入場を食い止めた。この騒ぎのなか、死守派党員たちと党役員たちの間で衝突も起きた。

このため、代議員定足数5200人のうち1200人あまりしか入場できず、午後2時と予定されていた党大会の開会は30分あまり遅れ、開始から2時間が経ってようやく過半数(2641人を)満たすことができた。代議員の成員報告が遅れるや、死守派党員の一部は会場内で「党大会無効」などを叫び、ある党員は演壇に登り「統合反対」を叫んで押しとどめられたりもした。

紆余曲折のすえ、代議員2644人が出席して、賛成2174人、反対155人、棄権315人で、新党等の統合決議が成立した。

しかし、大統領選挙候補の金爀珪(キム・ヒョッキュ)元慶尚南道(キョンサンナムド)知事や金元雄(キム・ウォヌン)議員、「ウリ党の守護連帯」などの死守派党員たちは、「党指導部が代議員の定足数を5347人と確定したが、党大会の途中、勝手に5200人に定足数を減らし、採決を強行したため、この決議は無効だ」と反発した。金元知事側は、党大会の効力停止仮処分の申請を提出すると明らかにした。

これと関連して、宣炳烈(ソン・ビョンニョル)党事務副総長は19日、「5347人のうち、二重党籍者や離党者などをのぞいて5200人と確定した」とした上で、「仮処分の申請を出しても、法律的な説明資料は十分だ」と反ばくした。

しかし、金元知事は同日声明を発表し、「前日決定された代議員定足数を大会の途中に変えたのは最小限の良心的な道理すらかなぐり捨てた行為だ」としつつも、「政治的な決定について法律的な後続措置はとらないつもりだ」と明らかにした。

▲「リーダーシップや国民とのコミュニケーションの不在が失敗のもと」〓丁世均(チョン・セギュン)ウリ党の最後の議長は19日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)の党事務室で最後の記者懇談会を開き、ウリ党の失敗について「指導部が党内の二つの極端的な勢力に振り回され、国民ときちんとしたコミュニケーションをとるのに問題があった」と語った。また鄭議長は、「われわれの政策や意思をきちんと伝えるためには批判的なメディアの手助けも借りるべきだったが、それが足りなかった」と述べた。



tesomiom@donga.com mindy@donga.com