アフガニスタンのタリバン武装勢力に拉致された韓国人の人質19人の解放に関する韓国政府とタリバン側の対面交渉が、28日再開される予定であることがわかった。
アフガン・ガズニ州のタリバン司令官サビルは27日、東亜(トンア)日報の通信員、カン(仮名)氏の電話インタビューに、「われわれ(タリバン)の交渉代表2人を、今日(27日)か明朝、交渉現場に送ることにした」と語った。
カン氏は、「おそらく28日に対面交渉が開始される可能性が高いようだ」と伝えた。
韓国政府やタリバン側では16日の対面交渉以降、10日余りの間、電話での接触しか行っていない。これまでタリバンは、タリバン囚人の釈放に進展が見られないとの不満をあらわし、追加的な対面交渉は不要との姿勢を示してきた。
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