民主新党選挙人団の２５％が「幽霊」

大統合民主新党が、大統領選候補選出に向けて行なう党内予備選挙のために２６日まで募集した約８９万人の選挙人団のうち、２２万３１８８人が不正受付や動員によって登録されたものであることが確認された。

民主新党は３０日、選挙人団約９６万人から旧与党のヨルリン・ウリ党から継承された党員約６万５０００人と重複する登録者を除く８９万９０２６人のうち、４万６１７５人が電話による全数調査で「民主新党の党内予備選挙に登録したことはない」と回答したため選挙人団から除外した、と発表した。

民主新党はまた、全数調査の前に、△住民登録番号と名前が一致しなかったり、△１つの電話番号で複数の人が登録されていたり、△住所が最後まで登録されていなかったり、△電話番号自体が不審なものである場合——など、不正に受け付けられた疑いのある１７万７０１３人を選び出して、選挙人団から除外した。

一方、民主新党は、当初１０月１４日に予定していた大統領選候補指名大会を１日繰り下げた１５日に開き、選挙人団が携帯電話を用いて国民予備選挙に投票できる「モバイル投票」を政党史上初めて導入する、としている。

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