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孫鶴圭氏、「大統領府が支持撤回の働きかけを露骨化」と主張

孫鶴圭氏、「大統領府が支持撤回の働きかけを露骨化」と主張

Posted September. 11, 2007 03:11,   

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大統合民主新党の大統領選挙候補を選ぶ党内予備選挙候補の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)前京畿道(キョンギド)知事は10日、「組織選挙、動員選挙が幅を利かし、大統領府の介入が露骨化しつつある」と暴露した。

孫氏は同日午前、ソウルの汝矣島(ヨイド)の予備選挙キャンプの事務室で緊急の記者会見を開いて、「現職の権力層や政府高官によって支持撤回の働きかけがなされていることを慨嘆する。新しい政治を標榜する党が国民の意に背を向け、組織動員、大統領府の介入など旧態を繰り返しているのに、どうやって大統領選挙で勝利できるものか」と批判した。

孫氏キャンプの主要関係者は、「孫前知事を助けている釜山(プサン)市、慶南(キョンナム)地域の386世代など、若手たちが大統領府側から働きかけの電話を受けていると聞いている」ことを明らかにした。

孫氏は同日午後、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)で行われた大統領選挙予備候補による合同演説会でも、「泥仕合の選挙になる兆しさえ見えている。大統領府の権力層による介入が露骨化しつつある」と主張した。

孫氏陣営のスポークスマンを務める禹相虎(ウ・サンホ)議員も「大統領府のある首席秘書官、または高官が地域組織の一人に電話をかけて、『孫鶴圭を助けて、何の助けになるのか』と言った」と伝え、「(そういうことを言われた人が)一人や二人でない」と明らかにした。

禹議員は続いて、「個人的な縁で言った話かも知れないが、随所で把握されている。電話を受けた人が訴えたものだ」とし、「党は組織動員選挙を黙認しており、また大統領府は、『孫鶴圭拒否論』を広めている」とも加えた。



mindy@donga.com