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検察、申貞娥氏の博士号に偽造確認

Posted September. 18, 2007 03:18,   

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「申貞娥(シン・ジョンア)ゲート」を捜査しているソウル西部地検・特別捜査本部では、「偽のイエール大学博士」の申貞娥(35・女)氏を、業務妨害及び私文書偽造、僞計による公務妨害などの容疑で18日、拘束令状を請求する計画だ。

しかし、卞良均(ビョン・ヤンギュン、58)前大統領政策室長は、来月初頭まで、数回の追加召還を経て、事前逮捕状を請求するかどうかを慎重に決めることにした。検察の高官は、「解明しなければならない疑惑が多い上に捜査が容易でない部分もあり、旧盆前の早期終結は物理的に不可能に近い」と述べた。

検察では、16日帰国した申氏を空港で逮捕して調査したのに続き、17日にも申氏を被疑者の身分で取り調べて、申氏が05年に東国(トングク)大学教授に任用された際や今年の光州(クァンジュ)ビエンナーレの芸術総監督の選任過程で偽の博士号を提出し、イエール大学の博士号を偽造した経緯などをおおむね確認した。

これをうけて検察では、申氏の逮捕状の時限が終わる18日、業務妨害及び私文書偽造などの容疑で、拘束令状を請求する予定だ。

また、検察では、申氏が勤務した成谷(ソンゴク)美術館が企画した美術展示会に巨額の後援金を出した朴世欽(パク・セフム)元大宇(テウ)建設社長(現大韓住宅公社社長)と、産業銀行の金昌録(キム・チャンロク)総裁を最近召還して、高校同門である卞前室長の頼みで後援金を出したという供述を確保したという。

検察では当時、大宇建設や産業銀行とともに公的資金が投入されたり、国策銀行であるがゆえに政府が大株主であることを勘案して、企画予算処長官や大統領政策室長がこれらに企業の後援金の拠出などに外圧を行使できる位置にあったと判断し、裏付け捜査を行っている。

検察ではこのような事実の確認のため申氏に対する拘束如何が決まれば、卞前室長を追加で、数回召還して取り調べることにした。

ソウル西部地検の具本敏(ク・ボンミン)次長は、「卞前室長を16日に召還したのは、捜査の一つの過程だと思えばいい。とりあえず、申への調査を行った後、再び卞前室長を召還するつもりだ」と語った。

検察では、申氏の教授任用の過程に関与した東国大学の関係者や光州ビエンナーレの芸術総監督の選任に関係した光州ビエンナーレ財団の関係者などを同日、参考人の身分で召還して取り調べた。



needjung@donga.com pen@donga.com