釜山(プサン)地方裁判所は20日、建設業者の金サンジン被告(42)からお金をもらった疑いなどで事前拘束令状が請求された鄭允在(チョン・ユンジェ)前大統領府儀典秘書官(44)に対し、令状実質審査をした。
鄭元秘書官は、税務調査をもみ消してあげる見返りとしてる対価で昨年12月31日、釜山沙上区鶴章洞(サハグ・ハクジャンドン)の自宅で、金被告から現金1000万ウォンをもらったうえ、今年2月21日にも、金被告の運転手のチョ某氏から、自分の親戚を通じて1000万ウォンをもらうなど計2000万ウォンをもらった疑い(特定犯罪加重処罰法上斡旋収賄)を受けている。
鄭元秘書官はまた、同じ名目で金被告に、釜山蓮堤区蓮山(ヨンジェグ・ヨンサン)8洞開発事業と関連し、12億6000万ウォン規模の請負工事を、自分の実兄が運営する会社に依頼して欲しいと頼んだ疑い(弁護司法違反)も受けている。
2時間以上進行された令状実質審査で、鄭元秘書官は、検察が、自分の親戚たちに対する調査もまともに行わず、金被告の通信照会の結果にだけ依存し疑いを断定していると主張したという。
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