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三星電子と現代車、新興市場のブルーチップ1、2位

三星電子と現代車、新興市場のブルーチップ1、2位

Posted October. 01, 2007 03:08,   

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三星(サムスン)電子と現代(ヒョンデ)自動車が「エマージングマーケット(新興市場)の最高ブルーチップ企業」に選ばれた。

米ニュース週刊誌、ニューズウイークの最新号(8日付)は、「新興市場の多国籍企業が急成長したことで、世界の富と権力が移動している」とし、新興市場の代表的なブルーチップ企業10社を紹介した。「新興ブルーチップ10社」は、同誌の依頼でエマージングマーケットマネージメント(EMM)の会長が選定した。同会長は1981年に「エマージングマーケット」という用語を生み出した。

これによると、三星電子と現代自動車はそれぞれ1、2位に上昇しており、次いで台湾の半導体企業TSMCと、電子会社の鴻海精密、中国のコンピューター会社レノボの順となっている。同会長は「三星電子は、すでにソニーよりも知名度が高く、研究開発(R&D)予算はインテルより多く、メモリーチップとフラッ トスクリーン市場では世界一」と評価した。

現代自動車については「通貨危機を乗り越えた韓国経済復活の象徴」と指摘した。同会長は「現代自動車は、かつて低品質で米トークショーのネタになったこともあるが、品質向上とデザイン開発に努め、昨年、米消費者調査機関JDパワーの自動車性能調査でトヨタを抑えた」と語った。

ニューズウイークは、これら「10社」など新興市場のブルーチップの各企業が世界経済を牽引していると分析する。20年前には、世界大企業トップ500のうち、新興市場企業は28社に過ぎなかったが、現在は61社に達するという。新興市場の株価総額も25年前の800億ドルから2000年の1兆2000億ドル、現在の6兆4000億ドルと、爆発的な成長幅を示していると伝えている。



redfoot@donga.com