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前双竜会長・金錫元氏自宅で借名口座も多数発見

前双竜会長・金錫元氏自宅で借名口座も多数発見

Posted October. 15, 2007 07:10,   

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「申貞娥(シン・ジョンア)ゲート」が結局、金錫元(キム・ソクウォン)前双竜(サンヨン)グループ会長にまで飛び火した。

ソウル西部地検は、金前会長の自宅で発見された62億ウォンが、金前会長が横領などを通じてつくった秘密資金である可能性が高いと見て、日本に滞在中の金前会長が帰国し次第呼んで資金造成の経緯などを取り調べる方針だ。

検察関係者は14日、「62億ウォンの出処確認のために小切手の発行記録などを分析した結果、いったん盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の秘密資金ではないと、暫定的に結論づけた」と明らかにした。

検察は、申貞娥(シン・ジョンア)容疑者(35・女)と朴ムンスン省谷(ソンゴク)博物館長の横領容疑を裏付けるための家宅捜索の過程で、62億ウォン以外に金前会長所有と見られる多数の借名口座も発見したことが分かった。

金前会長は2004年、会社所有の不動産を安く買い入れるなど会社の資金310億ウォン余りの横領と背任の疑いで懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた後、今年2月に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の就任4周年を記念する特別恩赦のさいに復権した。

検察はまた、申容疑者の東国(トングク)大学教授採用を主導した洪起三(ホン・ギサム)前東国大総長と省谷美術館に後援金を渡した金昌録(キム・チャンロク)産業銀行総裁を、近いうちに再び呼ぶ計画だ。

検察関係者は「金総裁は、検察庁で調べを受けたことはあるが、後援金の伝達経緯などをごまかして供述したことをまた確認する必要がある」とし、「今回の事件の関連疑惑をすべて解明するためには(捜査が)どうしても来年に持ち越す可能性が高い」と明らかにした。



alwaysj@donga.com