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検察、BBKの金氏帰国すれば即取り調べる方針

検察、BBKの金氏帰国すれば即取り調べる方針

Posted October. 23, 2007 07:29,   

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金ギョンジュン氏の国内送還に備える検察の動きも少しずつ早まっている。

検察は、米国務長官が金氏の国内送還を決めれば、護送チームを現地に派遣する。金氏を国内に連れて来れば、直ちに逮捕し取り調べる予定だ。

BBKの設立者である金氏が検察で調査を受けることになる疑いは、ベンチャー会社のオプショナルベンチャースを引き受けた後、この会社が外国企業に買収合併されるだろうという虚偽情報で株価を操作し、会社のお金384億ウォンを横領したという内容など4件。

2001年に出国禁止された金氏が同年12月にパスポートを偽造して米国に逃避するや、ソウル中央地検・金融租税調査1部は、金氏を証券取引法の違反、横領および詐欺、私文書偽造など4件の容疑で起訴中止した。

検察の関係者は22日「金氏周辺の調査がすべて行われたので、この捜査に時間はかからないだろう」とし「金氏の逮捕状が出たら、拘束期限20日以内に結論を下すことが検察の義務だ」と話した。

しかし、検察の金氏調査はさらに続きそうだ。ソウル中央地検特捜1部が引き受けている(株)ダースの実際の所有主疑惑関連の事件で金氏は中心参考人だからだ。

李明博(イ・ミョンバク)ハンナラ党大統領選挙候補の義理の弟と長兄が大株主である自動車部品会社(株)ダースは、BBKにおよそ190億ウォンを投資したが、最近、金氏が「BBKの実際の所有主は李候補だ」と主張している。このため結局、ダースがBBKに巨額を投資したのも李候補と関連があるのではないかという疑惑を政界で提起している。

このような雰囲気のため、検察は金氏が大統領選挙を控えた微妙な時点で帰国することについて負担を感じている。検察は金融租税調査1部、特捜1部の1ヶ所が全面に出る案と両部署がそれぞれ捜査を進行する案などを検討している。検察が大統領選挙の投票日以前に捜査結果を発表するかも関心事だ。



needjung@donga.com