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浦項、予想を破ってチャンピオン決定戦第1戦を勝利で飾る!

浦項、予想を破ってチャンピオン決定戦第1戦を勝利で飾る!

Posted November. 05, 2007 03:11,   

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3度目のゴールを許した瞬間、城南一和(ソンナム・イルファ)のGKの金竜大(キム・ヨンデ、28)は唖然とした表情だった。国家代表のGKとしても活躍した彼は、チャンピオン決定戦を終えてその間延期していた軍入隊のため、12月7日、入所する予定だった。彼はKリーグの優勝を獲得した後、誇らしく軍服務に臨む考えだった。しかし、敗北で心が痛む様子だった。

予想を覆した大勝だった。爆発的な上昇ムードの浦項(ポハン)スチロースがプロサッカーKリーグ・首位獲得を目も前にしている。浦項は4日、浦項スチールヤード専用球場で行われたチャンピオン決定第1戦で、城南に3—1の大勝を収めた。浦項は1986年、1988年、1992年に続いて通算4番目の優勝に近づいた。

浦項は11日午後3次、城南タンチョン総合運動場で行われる第2戦で、2ゴール差以上で負けない限り、首位に上がる有利な立場に立った。通算8番目の優勝であり、2006年に続いての2回連続優勝を狙っていた城南としては気の重い状況になった。歴代チャンピオン決定戦で第1戦で勝ったチームが優勝した確立は88%に上る。

レギュラーリーグを5位で終えて、6強プレーオフ、準プレーオフ、プレーオフを相次いで行った浦項は、体力的な負担のためか、試合序盤は慎重なプレーを展開した。

レギュラーリーグ1位の城南は、崔成国(チェ・ソングク)、イタマル、金斗鍱(キム・ドゥヒョン)ら豪華な攻撃陣に金相植(キム・サンシク)、曹秉局(チョ・ビョングク)、孫大鎬(ソン・デホ)、張学英(チャン・ハギョン)ら国家代表級の守備陣を抱えている。客観的な戦力では浦項の劣勢が予想された。

浦項は「スペシャリスト」と呼ばれるフリーキックの達人・タバレズを利用したセットプレーでまた機会を狙った。前半31分、ゴールポストの左側でその間、浦項が切り札として活用したタバレズのフリーキックが上がってくると、城南の守備手らは門前にあったファン・ジェウォンをマークするために集まってきた。しかし、ボールは左側のポストに当たって跳ね返り、これを後ろにいたパク・ウォンジェが強力なシュートをに放って初ゴールを決めた。

浦項は後半序盤、総攻撃に乗り出した城南の波状的な攻撃を抑えた後、後半28分、パク・ウォンジェが浮かせたボールをコ・キグがヘディングシュートで決めた1分後、コ・キグのシュートがゴールポストに当たって跳ね返ると、李クァンジェが入れてさらに3—0とリードを広げた。城南は終了直前の後半46分、張学英が1ゴールを挽回した。



bluesky@donga.com kimsk@donga.com