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元スタープレーヤーの2監督、成績不振で「同病相哀れむ」

元スタープレーヤーの2監督、成績不振で「同病相哀れむ」

Posted November. 06, 2007 03:18,   

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「今自分がプレーしても、あれよりは増しだと思う…。あれしかできないのかな」

このごろ、二人は試合の途中何度も、このようなことを考えているのかもしれない。現役時代に名を馳せたオリオンスの李忠煕(イ・チュンヒ)監督(48)とKCCの許載(ホ・ジェ)監督(42)。

かつて韓国バスケットボールを代表していた二人が、今シーズンは序盤から気をもんでいる。

7年ぶりにコートに戻った李監督は、シーズン開幕後、2連勝をしながら気勢を上げたが、最近5連敗の沼に陥った。オリオンスは2勝5敗で最下位タイに転落。

許監督は、「大胆な投資」で獲得した徐章勲(ソ・ジャンフン)選手とイム・ジェヒョン選手が揃って振るわず、白髪だけが増えている。優勝候補に挙げられていたKCCは3勝4敗で5位タイに止まっている。

李監督は、主力ガードの金スンヒョンが腰痛で6試合を欠場しているうえ、今月末まで復帰が不透明な状況であり苛立ちを募らせている。金スンヒョンへ選手の依存度が高過ぎただけに、オリオンスの組織力も急激に崩壊した。

金スンヒョンの代役でチョン・ジェホ選手と金ヨンス選手が交互で出場しているが、「空白」を埋めるには力不足に見える。金ビョンチョル選手と外国人選手たちの攻撃力も鈍くなった。

許監督は先週のKTF戦で、接線の末試合終了1.9秒前に入った決勝ゴールで劇的な勝利を収めながらも「これではダメだ…」と漏らして、強張った表情を崩さなかった。振るわなかった徐章勲とイム・ジェヒョンを接線が続いた第4クォーターで全く起用できなかったからだ。

他チームの選手たちから、「シーズンを迎える準備がまったくできていない体状態」と言われている徐章勲は、集中マークを阻まれて今シーズン10.3得点に止まっている。昨シーズンに比べて5点近く減った。

最近の2試合で無得点だったイム・ジェヒョンは、平均3.3得点、2.3アシストと頭を落とした。KCC出身の李相旼(イ・サンミン)選手は、「KCC選手たちが何かを見せなければならないというプレッシャーから、みんな攻撃だけに集中している」と指摘した。

チームワークを立て直すにはさらに時間がかかると見ている李監督と許監督は、まず選手同士の信頼感を回復することが重要だと見ている。同病相哀れむ立場となった二人の監督は、10日、大邱(テグ)でシーズン初の対戦を行うことになる。結果が注目される所以だ。



kjs0123@donga.com