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検察、収賄容疑で国税庁長に逮捕状を請求

検察、収賄容疑で国税庁長に逮捕状を請求

Posted November. 06, 2007 03:18,   

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全君杓(チョン・グンピョ)国税庁長(53)の収賄の疑いを捜査中の釜山(プサン)地検特別捜査チームが5日、全庁長の事前逮捕状を請求した。

検察が不正疑惑で現職の国税庁長に逮捕状を請求したのは、1966年に、国税庁が財務部から独立して開庁して以来初めてのことだ。

鄭東敏(チョン・ドンミン)釜山地検第2次長は同日、「前釜山地方国税庁長の鄭祥坤(チョン・サンゴン)被告(52=拘束起訴)から人事請託の見返りとして6000万ウォンをもらった疑い(特定犯罪加重処罰法上の収賄)で、全国税庁長に対する事前逮捕状を請求した」と明らかにした。

鄭次長はまた、「全国税庁長が鄭被告に、賄賂の使い道については黙るように『口止め』したのは、証拠隠滅を試みたものと判断し、身柄を逮捕する必要事由に追加した」と述べた。

全国税庁長を逮捕することは、6日午後開かれる裁判所での令状実質審査以降決められる。釜山地裁のゴ・ヨンテ逮捕状担当裁判官が審査をする。

検察は3日、全国税庁長秘書官など国税庁職員2人に対し参考人取り調べを行った後、5日も国税庁職員1人を取り調べた。

全国税庁長は同日午後6時ごろの帰り道で、ソウル鐘路区秀松洞(チョンノグ・スソンドン)の国税庁舎前で、自分の進退について「変わりはない。国税庁長という重い負担から自由になりたいが、収束するまで待っていただきたい」と述べ、検察の逮捕状請求と同時に辞意を表明するとの予測を一蹴した。

これにより、全国税庁長の裁判所の逮捕状実質審査が終わるまで、できるだけ辞表の提出を遅らすとみられる。