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盧泰愚元大統領の甥が背任容疑で逮捕

Posted November. 07, 2007 07:24,   

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ソウル中央地裁特捜3部(李明宰部長)が、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の甥にあたる盧ホジュン容疑者を特定経済犯罪加重処罰法で定める背任の容疑で6日、逮捕し、取調べを行っていることがわかった。

盧元大統領の実弟の盧載愚(ノ・チェウ)氏の息子である盧容疑者には、冷蔵業会社○社所有の土地の一部を系列のS社に実際価格を下回る価格で売る過程で、○社所有の土地を担保にした融資金数百億ウォンで代金を支払ったという容疑がかけられている。

今年6月、○社の前代表である朴氏は、代表取締役の盧容疑者が取締役会の同意も得ずに会社所有の土地を任意で系列会社に安値で売ったとして検察に捜査を依頼した。

検察は先月初め、○社などへの家宅捜査に加え、会社関係者に対する事情聴取を行い、盧容疑者の背任容疑の一部をつかんでいる。

盧容疑者が代表取締役を務めたている○社の持ち株比率は、盧容疑者が70%、盧容疑者の父親である盧載愚氏が30%。

特に盧載愚氏所有の非発行株式は、盧泰愚元大統領の秘密資金の一部であると認められており、現在検察が追徴の手続きを踏んでいる。

最高裁は1997年、「盧載愚氏の保有株は、盧元大統領の秘密資金の一部であり、盧載愚氏は元金、利子など129億ウォンを盧元大統領に返す必要がある」という判決を下した。

盧元大統領は最近、盧載愚氏が市場価値のない株式の代わりに現金で追徴金が払えるようにしてほしい、という嘆願書を検察に提出した。

盧元大統領は、双龍(サンヨン)セメントの金錫元(キム・ソクウォン)名誉会長が保管していた現金(200億ウォン)と、盧載愚氏が管理していた秘密資金(利子含め300億ウォン)を支払えば、追徴金はほぼ全額納付できる。

ところが、500億ウォンの納付が遅れ、ソウル西大門区延禧洞(ソデムンク・ヨンヒドン)の自宅まで競売に出される事態になったため、実弟を相手に上述の嘆願書を提出したとされる。



needjung@donga.com dnsp@donga.com