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「ショートの失敗をフリーで挽回する」金妍兒、逆転優勝を狙う

「ショートの失敗をフリーで挽回する」金妍兒、逆転優勝を狙う

Posted November. 10, 2007 07:50,   

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「フィギュアのニンフ」こと金妍兒(キム・ヨンア、17、軍浦スリ高)選手は、女子シングル・ショート・プログラムで歴代最高点を記録した「ショートの女王」だ。前シーズン、日本東京で開かれたフィギュアスケート世界選手権で71.95点を出した。

その金妍兒が長年の準備期間を経て8日、グランプリ3次大会でお目見えしたショートプログラムで58.32点を受け、出場者12人の中3位にとどまった事実をどう受け入れればいいのか。新しいプログラムは、失敗したのか。

韓国唯一の国際審判である李ジヒ氷上競技連盟審判理事は、「点数の比重が最大のトリプル・コンビネーション(連続3回転ジャンプ)でミスをしただけで、他の部分は非常に良かった」と評価した。

金妍兒は最初の3回転ジャンプ後着地不安で二番目のジャンプをシングルで処理した。ここで少なくとも3点以上が減点された。このため、技術要素点数が30.40点にとどまった。しかし、プログラム全体の完成度をあらわすプログラム構成点数は、出場者の中で一番高い27.92点。李審判理事は、「リズムに乗る能力が前シーズンより良くなったうえ、演技もより完成度が高くなったようだ。フリースケーティングの演技が期待される」と話した。

フリースケーティングは10日に行われる。フリースケーティング点数は、ショートプログラムの2倍近く高いため、逆転優勝が可能だ。金妍兒は現在、1位のカロリナ・コストナー(イタリア、60.82点)選手に2.5点リードされている。



kimsk@donga.com