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金勇𨩱氏「検察首脳部3人が三星から『裏金』授受」

金勇𨩱氏「検察首脳部3人が三星から『裏金』授受」

Posted November. 13, 2007 03:03,   

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三星(サムスン)グループの元法務チーム長、金勇𨩱(キム・ヨンチョル)弁護士は12日、カトリック正義具現全国司祭団を通じて、林采珍(イム・チェジン)検察総長内定者、李貴男(イ・グィナム)最高検察庁中央捜査部長、李鍾伯(イ・ジョンベク)国家清廉委員長が三星からいわゆる「モチ代(裏金を意味する俗語)」をもらったと主張した。

司祭団は同日、ソウル東大門区祭基洞(トンデムング・ジェギドン)の聖堂で記者会見を開いて、金弁護士の主張を引用して、「李鍾伯委員長は諸振勲(チェ・ジンフン)第一(チェイル)毛織の社長が、林采珍内定者は釜山(プサン)高先輩の李又熙(イ・ウヒ)元エスワン社長がそれぞれ管理担当者だった」と主張した。

司祭壇の記者会見の内容に対して、林采珍内定者は金敬洙(キム・ギョンス)最高検察庁広報企画官を通じて、「根も葉もない話だ。三星側からどのような形の請託も受けておらず、金品をもらったことがない」と反論した。李部長も「金弁護士と大学の先輩・後輩であるのは確かだが、お互いに会って食事をしたこともなく、お金を受け取ったことも全くない」と述べた。

李委員長は、「とんでもない話だ。今回の発表に対しては追って法的対応を深刻に検討する」と述べた。

司祭団はさらに、「李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子専務の不法的な財産形成の過程を示す事前企画資料」だとして、「JY(李専務の英文の頭文字)有価証券取得の日付別の現況」というタイトルの4枚の資料を公開した。

これに対して、三星は「林采珍内定者ら、前職と現職の検察首脳部3名に対して、三星が定期的に賄賂を提供したという金弁護士の主張は全く根も葉もない話であり、傷を付けるための悪意的な仕業だ」と反論した。

三星はまた、司祭団が公開した李専務関連資料に対しても、「エバーランド事件の起訴を控えた2003年10月、検察の資料提出の要請を受けて、李専務の株式取得過程を事後に日付別にまとめた反論資料であり、検察にすでに提出して検証され釈明されたもの」と説明した。

一方、検察は同日、参加連帯と「民主社会のための弁護士会」が告発した三星の秘密資金疑惑事件をソウル中央地検特殊2部(部長=オ・グァンス)に配当した。