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卞被告と申被告、初公判で収賄など起訴事実を否定

卞被告と申被告、初公判で収賄など起訴事実を否定

Posted November. 13, 2007 03:03,   

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「申貞娥(シン・ジョンア)ゲート」の当事者として拘束起訴された元大統領政策室長の卞良均(ビョン・ヤンギュン)被告(58)被告と申貞娥被告(35、女)が初公判で、収賄や職権乱用などの疑いを全て否認した。

ソウル西部地裁刑事1単独の金ミョンソプ判事の審理で開かれた12日の公判で、卞被告は、「社会的に大きな物議をかもして国民に申し訳ない。大統領をはじめ、一緒に仕事をした同僚たちにも大変迷惑をかけて申し訳なく思っている」とし、「拘置所で毎日反省と懺悔をしている」と述べた。

卞被告は、しかし裁判長に提出した意見書を通じて、起訴事実を全面的に否定した。卞被告の弁護人は「卞元室長が事実関係は認めたものの、それが果たして罪になるのかと問題提起をした」と伝えた。

申被告も学歴偽造をはじめ一部の容疑は認めたものの、省谷(ソンゴク)美術館の後援過程で卞被告が外圧を行使するようにしたという容疑などについて認めなかった。申被告の弁護人は、「企業が省谷美術館に後援金を払ったのは、申氏が努力した結果だ」と主張した。

裁判長の呼び出しによって同日法廷に登場した卞被告と申被告は、それぞれ空色と薄緑色の囚衣を着て、被告人席に並んで座った。しかし、2人は一度もお互いに目を合わせたりしなかった。卞被告は黙ったまま前を見つめ、申被告は検事が起訴状を読み上げると、頭を下げて目頭を赤くしたりもした。

一方、同日の公判は被告人尋問が行われず、検察の起訴要旨の説明、弁護人の意見陳述、裁判部の今後の裁判計画の順で進められ、約20分で終わった。卞被告と申被告の次の公判は12月3日午前10時、西部地裁406号法廷で再開される。



pen@donga.com