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14日から南北首相会談、西海共同漁労水域設定が焦点

14日から南北首相会談、西海共同漁労水域設定が焦点

Posted November. 14, 2007 08:15,   

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「2007南北首脳宣言」の合意事項を履行するための南北首相会談が、14日から3日間の日程で、ソウルで開かれる。

今回の会談は、92年9月に平壌(ピョンヤン)で開かれた第8回南北高位級会談以来、15年2ヵ月ぶりに開かれる首相級会談だ。

韓国側からは、韓悳洙(ハン・ドクス)首相と李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官が、北朝鮮側からは金英逸(キム・ヨンイル)首相と権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事がそれぞれ首席・次席代表として出席する。

▲共同漁労水域の設定がカギ〓政府は、△共同漁労水域の設定、△海州(ヘジュ)港の開発、△海州経済特区の建設、△民間船舶の海州直航路の通過、△漢江河口の共同利用の5事業で構成された西海(ソヘ=黄海)平和協力特別地帯の造成に重点を置いている。このうち共同漁労水域の設定を核心的な議題と見ている。

政府は、閣僚級を団長とする共同履行機構「西海平和協力特別地帯共同委員会」(仮称)の設置を北朝鮮に提案する考えだ。

政府は、首相会談で共同漁労水域の設定に関する大方の原則に合意した後、軍事的保障が必要な共同漁労水域の位置などの具体的な事案は、27日から29日に開かれる南北国防相会談に委任する考えだ。

政府当局者は13日、「(共同漁労水域に関する)等距離、等面積の原則は、論議してみなければならない」としながらも、「共同漁労水域を設定するからといって、北方限界線(NLL)が無力化するわけではない」と述べた。

これに先立ち、李統一部長官も先月17日の国政監査で、「相互主義の原則の下、等距離、等面積を前提に論議することは、適切ではないと考える」と述べた。

▲開城工団活性化を論議〓開城(ケソン)工業団地の活性化のために、開城工団に入っている企業の通行、通信、通関のいわゆる「3通」を自由にする問題も核心議題の一つだ。これは、開城工団の企業が、現実的に最も不便に感じることであるうえ、多くの企業が北朝鮮投資の先決条件として掲げている。

来年3月の金剛山(クムガンサン)離散家族面会所の完工による離散家族の常時再会の問題も、今回の会談で扱われる予定だ。政府は、毎月の再会行事や再々開を毎週実施することを提案する方針だ。

▲会談に誰が出るのか〓韓国側からは、韓首相と李長官のほかに、林英鹿(イム・ヨンロク)財政経済部、呉永鎬(オ・ヨンホ)産業資源部、李春熙(イ・チュンヒ)建設交通部、朴良雨(パク・ヤンウ)文化部次官、徐薫(ソ・フン)国情院第3次長が出席する。

北朝鮮側からは、金首相と権内閣責任参事をはじめ、白竜天(ペク・リョンチョン)内閣事務局部長、朴浩英(パク・ホヨン)国土環境保護省福相、車善模(チャ・ソンモ)陸海運省参謀長、朴正成(パク・チョンソン)鉄道省局長、朴ジョンミン保健省局長が出席する。軍事当局者は除外された。



triplets@donga.com myzodan@donga.com