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鄭東泳候補、文国現候補に候補一本化を提案…民主党が反発

鄭東泳候補、文国現候補に候補一本化を提案…民主党が反発

Posted November. 19, 2007 03:11,   

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大統合民主新党と民主党間の統合交渉が「事実上決裂したのではないか」という観測を生んでいる中、交渉終了期限を1日残して、大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)大統領選候補が突然、創造韓国党の文国現(ムン・グクヒョン)候補との一本化を提案した。

これに対し民主党は、「修正案すら出していない大統合民主新党が突然文候補との一本化を提案したのは、民主党との統合に真剣ではないということだ」と反発している。

▲「文候補と連合提案」〓鄭候補は18日、ソウル永登浦区堂山洞(ヨンドゥンポク・タンサンドン)の党本部で記者会見を開き、「創造韓国党の文候補との連合を提案する」と明らかにした。

鄭候補は、「文候補は反腐敗、良い成長、家族の幸福の価値を私たちとともに共有できる候補だ」としつつ、「腐敗した過去の勢力、守旧冷戦勢力に国を任せることはできないという共通認識が私たちにはある。連合のための論議を先延ばしにできないと考える」と述べた。

そして、「大統領選候補登録までに候補の統合と連合案を終えることを期待する。虚心坦懐に話し合う用意があり、自分を捨てる覚悟もできている」と述べた。

鄭候補はこの席で、「文候補が提案した4年重任制(任期を4年とし再選出馬を認める)改憲、政党名簿制も推進できる。共同交渉機構を近く構成することを提案する」と主張した。

鄭候補の連合提案は、民主党との統合に反発し、文候補との一本化を求める党内勢力をなだめるためのものと分析される。

▲「一本化ブラックホールにはまるわけにはいかない」〓文候補は18日、鄭候補の選挙対策委の閔丙梪(ミン・ビョンドゥ)戦略企画本部長とのネット討論会で、「鄭候補は新党の李海瓚(イ・へチャン)、孫鶴圭(ソン・ハクキュ)ら数人の党内選挙候補と一本化をしてきたが、支持率はさらに落ちた。『一本化ブラックホール』に私まではまるわけないはいかない」と述べ、事実上拒否の意思を明らかにした。

そして、「それは国民的信頼がないためであり、鄭候補がまず白衣従軍すべきだ」と述べた。

▲反発する民主党〓民主党は、交渉終了期限を1日残して出た鄭候補の提案に対し、強く反発するムードだ。

民主党の朴相千(パク・サンチョン)代表は18日、最高委員会議で、「明日(19日)が過ぎれば統合は自動的に決裂するが、大統合民主新党が遅延作戦をしている。19日午前まで交渉が流れた場合、対策を含めて結論を出すだろう」と述べた。

崔仁基(チェ・インギ)交渉団長も、「最終日までに修正案も出さない大統合民主新党が文候補との一本化を提案したのは、民主党に対する欺まん策だ。鄭候補は統合するふりをして、いいところだけ持ち去ろうとしている」と非難した。

大統合民主新党と民主党は12日の4人会見の後、5、6回の実務交渉を開いたが、△来年6月の全党大会開催、△議決機構同数構成などの核心争点については接点を見出せず、交渉終了前日の18日には、実務交渉すら開くことができなかった。

両党は19日午前、実務交渉を開く予定だが、意見の相違があまりにも大きく、合意に達するのは難しいというのが大方の見方だ。民主党関係者は、「合意案に不満があるなら、具体的な案を出して協議すべきではないか。現在の状態のままなら、交渉決裂も排除できない」と話した。



cij1999@donga.com sys1201@donga.com