最近、大学卒業者の賃金が、小中高校卒業者に比べもっと速く増え、学歴間賃金格差が大きくなっていることがわかった。
26日、統計庁によれば、今年第3四半期(7〜9月)の2人以上都市労働者世帯の中で、大卒学歴世帯主の月平均労働所得は354万2000ウォンで、昨年同四半期(326万1000ウォン)より8.6%増えた。
しかし、小学校卒業世帯主の月平均労働所得は同期間、113万6000ウォンから122万3000ウォンに7.7%増加し、中学校卒業世帯主の労働所得も136万7000ウォンから140万8000ウォンに3%増えるのにとどまった。
ただ、今年第3四半期の高校卒業世帯主の月平均労働所得は236万1000ウォンで、昨年同四半期比9.0%増え、増加率が大卒世帯主より高かった。
学歴間の賃金格差は最近4年間、広がり続けてきた。
第3四半期基準で、大卒と小卒の賃金格差は03年2.57倍から、05年2.64倍、今年2.90倍に急速に増加し、大卒と中卒間の格差も03年2.01倍から、今年2.52倍に増えた。大卒と高卒世帯主の賃金格差も03年1.42倍から、今年1.50倍に小幅増加した。
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