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女子バレーボールに「ブルーチップ」登場

女子バレーボールに「ブルーチップ」登場

Posted December. 04, 2007 04:15,   

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力強く叫ぶ「頑張ろう」、先輩を凌ぐ余裕のあるプレー、スパイクを成功した後両腕を持ち上げる姿…。

到底新人とは思えない「プロの新人」だった。

来年2月にハンイル電算女子高を卒業する女子プロバレーボールの新人、ペ・ユナ(18、GSカルテックス)選手。181cmの身長でコートを走る力強いプレーに、ファンの視線を捕らえる可愛らしい外貌。専門家たちは、女子バレーボールの人気を主導する「ブルーチップ」が誕生したと興奮している。

ペ・ユナは10月、新人ドラフトで総合1順位でGSカルテックスに所属した後、所属チームのトレーニングに合流してから2週しか経っていない「本当の新人」だ。しかし2日、仁川(インチョン)トウォン体育館で開かれたVリーグの韓国道路公社とのデビュー戦で、「ベテラン」先輩に劣らない安定したプレーで、チームを3−1で勝利に導いた。

高校時代に、ライト攻撃手で活躍したペ・ユナは同日、先輩のチョン・デヨン選手が盲膓手術の後遺症で出場できなかったことから、その代わりに出た。試合の後、「ユナがそのポジションではないのに、予想を越えた大活躍をした」という李ヒワンGSカルテックス監督の評価通り、ペ・ユナの活躍ぶりは素晴らしかった。

19点を獲得し、チーム内最多であるブラジル出身ハケウ(21点)に続いて得点2位。サーブ得点=3、ブロッキング=4、後衛攻撃=2を成功し、トリプルクラウン(サーブ、ブロッキング、バックアタックの3つ以上)にバックアタック1つ足りなかった大活躍を繰り広げた。特に、プロ・デビュー戦だったにもかかわらず、凡ミスが一つもなかった。セッターの李スクジャ(27)は、「(ベ)ユナが一般新人たちとは違って度胸がありながらも、マナーも洗練していて『ベテラン』と呼ばれているが、今日、その『度胸』が出たようだ」と話した。

ペ・ユナは、「先輩たちのお陰で初競技を無事に終えた。新人王に挑戦する」と強い抱負をあらわした。



yjongk@donga.com