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木洞競技場、アマチュア野球のため「救援登板」

木洞競技場、アマチュア野球のため「救援登板」

Posted December. 05, 2007 08:27,   

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「思い出の中に消える東大門(トンデムン)野球場、木洞(モクドン)野球場が後を継ぐ」

早ければ今月中旬、ソウル東大門野球場が取り払われる。取って代わる球場として木洞野球場がリフォームされ、来年3月に再開場する。このため、来年に開かれる第62回黄金獅子旗全国高校野球大会など全国規模のアマチュア野球大会は、木洞野球場で開かれる。

韓国野球委員会(KBO)と大韓野球協会は4日、最近、ソウル市の高官と会談してこのように決めたと発表した。

大韓野球協会の関係者は、「ソウル市から、東大門野球場を撤去する代わりに、2010年に九老区高尺洞(クログ・コチョクドン)野球場が建設されるまで、アマチュア野球大会を開催できるよう木洞野球場をリフォームしようという提案があったので、これに合意した」と明らかにした。

1989年に建設された木洞野球場は1万6000人を収容できるが、施設が老朽化し、幼少年や社会人野球試合にだけ使われてきた。

ソウル市は53億ウォンを投じて、木洞野球場を新しく変える。老朽化した人造芝と照明施設、観客席を全面的に入れ替える。左中間と右中間フェンスの一部を競技場の内側にもってきて、スタンドとスタンドの間の空きスペース2ヵ所をブルペン練習場に整備する。

外野のフェンスの壁には安全クッションを付け、選手がぶつかっても怪我しないようにする予定だ。選手ロッカールームと控え室、記者室なども設置される。

ソウル市は当初、東大門野球場を先月に撤去する予定だったが、広津区(クァンジング)九宜(クイ)浄水場用地と陽川区(ヤンチョング)新月(シヌォル)浄水場用地に建てられる簡易野球場の建設が遅れ、野球界と摩擦を起していた。

簡易野球場は観客席規模が400席あまりに過ぎず、「アマチュア野球をさらに萎縮させかねない」と言う批判も出た。

ソウル市の関係者は、「九宜野球場は現在、51%以上の工程が進んでいる。ここではソウル市予選や同好人競技が開かれるだろう」と話した。野球界とソウル市は、簡易野球場建設の進捗状況を確認した後、東大門球場の撤去スケジュールも、今月中旬に繰り上げる予定だという。



beetlez@donga.com