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「等級制方式の変更は、来年からも可能」

「等級制方式の変更は、来年からも可能」

Posted December. 12, 2007 03:03,   

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韓国大学教育協議会は18日に臨時理事会を開き、大学修学能力試験(修能、日本のセンター試験に該当)の等級制など、大学入試制度についての改善案をまとめる予定の中、修能成績の表記方式を昨年の方式に戻す場合は09学年度から適用できるという指摘が、教育人的資源部(教育部)の内部から持ち上がっている。

教育部の関係者は11日、「等級制を直ちに廃止することは、法的や現実的に難しい点があるのも事実だ」とした上で、「しかし、制度を補完するかどうかさえ決まれば、等級制に標準点数やパーセント化を提供する方式の補足は、来年度からも可能だ」と述べた。

現在、制度の変更に伴う副作用を最小化する対策として、昨年の修能方式に戻る方策があがっており、次期政府で補完することが決まれば、来年からの適用には問題ないという意味だ。

修能等級制は教育部の告示で規定されていて、教育部長官の決定で内容の変更が可能となる。

ただ、大学入試と関連した主要事項の変更のためには高等教育法の施行令を受け、該当学年度が始まる前に、1年6ヶ月の猶予期間を設けなければならない。

教育部では、「等級制を廃止し、点数制へと転換するのは主要事項に当たり、来年から直ちに等級制を廃止するのは難しいが、昨年の方式では大きな問題がない」との見解を示した。

しかし、昨年の方式への回帰を主要変更事項と解釈しない場合、施行令に触れることなく、直ちに成績表記の方式を変えられるというわけだ。

いっぽう、教育部の禹亨植(ウ・ヒョンシク)大学支援局長は同日、平和放送のラジオ番組「開かれた世界の今日」とのインタビューで、「(等級制の混乱は)かつての点数制から等級制へと変わる過程で現れる一種の禁断現象だろう」とした上で、「大学が内申を無力化し、修能に主眼を置いた選考にこだわり、学校の現場を混乱させている」と主張した。



foryou@donga.com ceric@donga.com