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韓国の地上波DMB、国際標準化へ

Posted December. 17, 2007 03:03,   

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情報通信部(情通部)は16日、韓国が世界で初めて商用化に成功した地上波のマルチメディア放送(DMB)が国際電気通信連合(ITU)標準の一つに採択されたと発表した。これによって、同技術の世界市場への進出に弾みがつくものとみられる。

情通部は同日、「韓国の地上波DMBが5月7日、スイスのジュネーブで開催されたITU放送研究部門で満場一致で標準案に採択された後、191の会員国の回覧を経て、現地時間14日(韓国時間15日)にITU国際標準の一つに最終確定した」と発表した。

地上波のDMBは欧州のデジタルラジオ技術者のDABにマルチメディア機能を追加し、高速移動中にも鮮かに受信できるように開発された移動マルチメディアの放送技術だ。

今回、国際標準に確定した携帯放送の技術は地上波DMBを含め、米クアルコム社のメディアフロー(MediaFLO)、欧州ノキアのDVB−H、日本のワンセグ(OneSeg)規格など。

韓国市場では地上波のDMB端末機が780万台程度普及している。

韓国、ドイツと中国の北京で地上波のDMB本番が行われており、ドイツ、バチカン、イタリア、ガーナインドネシア、英国、フランス、オランダ、中国、南ア共和国、カナダなど11ヵ国では実験放送が行われている。



bookum90@donga.com