李当選者—盧大統領、早ければ２７日に会合

李明博（イ・ミョンバク）大統領当選者と盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領が、早ければ２７日に会合するという。

李当選者は同日、ソウル鍾路区堅志洞（チョンログ・キョンジドン）の安国（アングク）フォーラムの事務室を訪れた文在寅（ムン・ジェイン）大統領秘書室長と会い、「早いうちに大統領と当選者が会合することにしたい。会合時期は２６日以降に行いたい」という意思を伝えたと、朴亨逷（パク・ヒョンジュン）スポークスマンが伝えた。

李当選者は、「国政の連結性と前任者が尊重される伝統を作っていくことが必要だ」とし「参加型政府が、権威主義を言葉だけではなく実際に行動で崩し、お金のかからない政治を定着させたことを評価する。それで今度の選挙で、むしろお金を少なく使うことができた」と語った。

大統領府は同日「至急で党を超えた課題については国会はもちろん、李明博大統領当選者側と多様に協議していく予定」と明らかにした。

李当選者は同日午前、福田康夫日本首相と初めて通話をし「６者協議による日本の北朝鮮核廃棄に向けた努力を高く評価する」と話した。

寧賦魁在韓中国大使は、祝賀の挨拶のために李当選者を訪れ、当選を祝う胡錦涛国家主席の親書を伝えて就任前に特使派遣を要請しており、李当選者は「早いうちに中国を訪問するようにする」と前向きに回答した。

李当選者はまた、在韓ロシア大使の祝賀訪問を受けた席でウラジーミル・プーチン・ロシア大統領の親書を受けて、「韓国とロシアが協力し東部シベリアの開発を一緒にしていけば、両国にとって役に立つ」と話した。

一方、李当選者は２１日、大統領府近くの「安家」に住まいを移し、来年２月２５日の就任前まで滞在する予定だ。

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