9ヵ月間の空白が感じられないくらいの活躍だった。
朴智星(パク・チソン、26、マンチェスター・ユナイテッド)が、とうとう負傷から回復し、270日ぶりにグラウンドに戻って来た。マンUのアレックス・ファーガソン監督は朴智星のプレーを大いに誉めた。
朴智星は27日0時(韓国時間)、英国のサンダーランド・スタジアム・オブ・ライトであったイングランド・プレミアリーグ第18ラウンド、対サンダーランドのアウェー戦で、後半12分、クリスチアーノ・ロナウドと交代で投入され、試合終了まで35分間、グラウンドを走った。
今年3月31日にあったブラックバーン戦以後、膝の手術を受けてから始まった長いリハビリがとうとう終わった。
試合でマンUは4−0でサンダーランドを大破し、リーグ先頭で復帰、チーム全体が大きく盛り上がった。この勝利で14勝3分け2敗、勝ち点45を記録したマンUは、ポーツマスと0−0で引き分けたアーセナル(13勝5分け1敗、勝ち点44)を、勝ち点1点差で追い抜いた。
朴智星は、攻撃ポイントを上げることはできなかったが、ファーガソン監督は、「30分以上を消化し、我々は皆喜んでいる。朴智星はサンダーランド守備の背後でつねに動き続け、チームにおびただしいエネルギーを供給した。これを見守るのが本当に気持ち良いことだった」と話した。
無事復帰戦をこなした朴智星は、29日夜の12時に予定されたウェスト・ハム戦や、新年1月1日のバーミンアムシティ戦でも引き続き起用されるものと期待されている。
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