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「BBK特検法」の違憲性、10日に決定宣告

「BBK特検法」の違憲性、10日に決定宣告

Posted January. 09, 2008 08:19,   

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憲法裁判所(李康国所長)は8日、李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の長兄、サンウン氏ら6名がいわゆる「BBK特別検事法」に対して提起した特検法の憲法訴願と効力停止仮処分申請について、10日午後2時、決定宣告を行うと明らかにした。

憲裁は3日と4日、1回目の評議を開いた後、同日午後、2回目の評議を開いた。憲裁が特検法自体の違憲性を検討するため、効力停止仮処分申請は棄却となる。

憲裁の決定は昨年12月28日、憲法訴願が提起されてから13日後に出ることになった。憲裁がこのように迅速に決定を下すことを決めたのは、特検による捜査開始(14日)が差し迫っているからだ。問題となった条項について、9人の裁判官のうち6人以上が違憲の意見を示せば、該当条件については違憲決定が出される。

憲裁は特検法のうち、参考人同行命令制が令状主義の原則に反するとし、違憲の方向へ意見がまとまっている中で、残りの条項については激論を繰り広げている模様だ。

憲裁の事情に詳しい法曹関係者らは、憲裁の決定で特検の捜査が完全に中断される可能性は高くないが、捜査の効率が低下する状況が発生しかねないと見ている。



verso@donga.com bell@donga.com